森進一 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
I love you今だけは悲しい
夜は誰でもみなし子で$
人を愛しては傷ついてきたけど
窓をたたき泪ぐんでたお前
あなたが好きだからそれで
女が死ぬほどつらいのは
小鳥たちは何を騒ぐの甘い果実
夏過ぎたホテルにはピアノがよく
あなたのようなやさしいひとと
瞼閉じれば遥か故郷知らず
もう少し生きられる最後の
隠しきれない移り香がいつしか
心が寒いからだが寒い
雨のふる日は傘をさす心の中
ドアに挟んだ別れのメモを
雨に濡れてるくちびるに
おまえは新しい夢に生きてくれ
あなたひとりにかけた恋
艶は深川勇みは神田
乗せて下さい十六夜舟に
なぜ君は哀しくなるのか
はなれていました長いこと
惚れて振られた女の心
もう君と会わなくなって
しらじらと明ける頃びしょぬれで
西の空がウイスキー色に
あの日はほんとに暑かった
鏡のなかで何年ぶりに
私でよければ傍をはなれずに
はるばると続くアカシアの丘に
別れの理由は言わないで
強く強く抱いて
あなたほんとにいいのねこれで
風に散る散る桜の花が
北の街ではもう悲しみを
ささやかなうぬぼれに酔いしれ
こころの海から船がでる
この命この命すててもいいと
俺らひとりが抜けたって
おふくろさんよおふくろさん
男のこわさとやさしさを
旅人に似合いの終着の駅からは
波止場を出て行く別れの出船
たった一度のわたしの恋を
身丈の着物の私をつれて
男は夢を追う
あなたの匂いが素肌にしみて
逢えばおわりとわかっていても
死んでもお前を離しはしない
別れはしないはなれない
恋のつらさに泣くよりも
胸にきざんだまことの愛を
かわいい女じゃ生きてはゆけぬ
浮かれて騒いだそのあとで
つなぎ止めたいお方が居ても
そこにいる人どうしたの
どうしたことでしょうこの頃
悲しいけれどふたりの暮し
あふれるほどの悲しみ
愁いを胸に秘めた男が
冬に旅する女の哀れを
北の町は鉛色の空におおわれ
桜だよりが北へ向けば
山が泣く風が泣く
男の淋しさ埋めるものはたとえば
比叡おろしの吹く夕暮れは
そばにいたかったけど迷惑
夢をなくしてまた拾い
あんな男は誰でも逃げる
ひたひたと女の足音が
うちだしの太鼓が響く初秋の
あんたの匂いが恋しいよ
一度こうだと決めたなら
あなたとわたしを逢わせてくれた
毛布にくるんだからだを寄せて
またねと小さく手を振る君に
風の吹く日も雨の日も
海のいろ青くこころを染める
暴れる吹雪の北の空港
苦労かけたね身勝手だよね
咲いて流れて散って行く
君よずっと幸せに風にそっと
恋が心の花ならば
春に咲く花よりも北風に咲く
別れ歌きく棧橋は
こらえきれない空よ降り出す
この次の汽車に乗り遠くへ行くと
今日の仕事はつらかったあとは
追えば逃げてくしあわせが
夜霧が降りて道頓堀に
一緒になれないひとだけど
女の明日を一枚の
貧しさもつらくない
昭和流れうた 心にしみる
新宿はみなと町はぐれ者たちが
人の涙のひとつぶが
好きならば奪ってと泣いて
泣くな妹よ妹よ泣くな
ぽつんと夜空に浮かんでる
こころに木枯らし吹くような
瀬戸は日暮れて夕波小波
セピア色にそまりゆく二人が笑う
愛し合って傷つけ合って純情
朝霧の深い道から訪れて私を
泣くなと言えば尚更泣いて
眠れない夜は窓辺に椅子を
命がけなら命がけなら
涙こぼしても汗にまみれた
あなたに逢えない淋しさに
夜の東京海ならば男は誰でも
今日からは赤い爪 あなたに
最終の汽車が出て行く
だからわかってほしいのと
だますつもりがだまされて
男の器は背中の広さ
あなたに夢で 逢えたらいいと
川の流れのきまぐれに
なきむし東京棄てられた夜に
古いアルバムめくりありがとう
夏子が手をふる北の駅
そんな女に逢いたい夜は
ほれちゃいけない人だけど
ねぇあなたの今ラブソングには
恥じないだけの生き方した
女心を引き裂いて汽笛ひと声
あなたの生命の半分に
肩で泣くような別れなど
名も無い花に生まれひそかに
花が女か男が蝶か蝶のくちづけ
愛のしとねに身を横たえて
風に吹かれて隅田川夏の
夜はくるしのび寄る足音に
返せない指環をそっと抱き
またひとりになりました何度目
露地にこぼれた酒場の
わけもなく悲しみが胸うつ夜は
朝目覚める度に君の抜け殻が
頬のほくろに墨を入れ
ひろい東京にただ一人
あなたの涙は作った涙
夜明けに小雨が残る頃
桜の花が咲いている
つらい道でもあなたとならば
咲いて淋しい一輪ざしを
あなたの心から旅立つならば
ある日何かでこれを読んだら
あいつによろしく伝えてくれよ
雪はふる榾火はもえる
女心の故郷は
送っちゃいやよと強がって
いたずらに時は過ぎ 気がつけば
振り向けば咲く想い出
背のびして見る海峡を
スコッチをダブルで氷浮かべてくれ
風が運んだ噂ばなしに
ほんとにひと駅だけだぜ
ゆうすげは 淡い黄色よ
好きだと言って欲しいと
のびた人陰を舗道にならべ
北風が泣き始めると君のこと
若いくせして山のふもとの
潮風はあまく黒髪をゆらす
指にくいこむ 想いでよりも
困らせないでよ もうこれ以上
瞳とじれば みえてくる
いつも遠くを見つめている
秋が傾き冬になり人が人恋う
さよならはあまりにも突然で
夜明けの空に翔びたつ鳩よ
つらい恋ならネオンの海へ
幸せですとうそをつき
友人がある時あなたを悪い
屋根を濡らして雨が降る
高速の駐車帯に
ひとりの女が林檎をかじりながら
もっと勝手に恋したりもっと
霧が流れてるあなたは帰る
友よ達者か まめでくらすのか
憎らしいあなたの言葉に
死ぬか生きるか迷うよな
マッチを擦ればおろしが吹いて