森山直太朗 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
青い夜の隅っこに愛の歌が
さっきまでの静けさが嘘
しゃなりしゃなり草の根を
長い坂道をどこまでも転げ落ちる
どれだけ君と話しただろう
真っ白い階段を上がる途中で
君にあげるはずの菜種の花は
風見鶏の憂鬱を頼まれもせず
風に揺れた紫陽花のハーモニー
つまりそのあのですねあなたが
どうせいつかは土に還ると出鱈目
飲み飽きたマンデリン
生まれ変わったらなんになる
かったりーな今日も外に出るの
生きてることが辛いならいっそ
やがて涙は渇くとて風に吹かれ
時間の止まった北向きの部屋
もしも君が心なき言葉に
いっそ抱きしめて抱きしめて
晴れ後曇り時々雨風また晴れ
今ぼくにできることそれは祈る
さっきまで体の中にいたのに
どうでもいいことやらにゃならんこと
言葉の数だけ煌めく世界
真っ暗い部屋で電気スタンド
オラシオン君は幻祈りの最初の
欲望の波に夕蕩う一輪の花
帰れない世界の外で小さく君を
遥か遥か彼方のことを教えて誰か
長距離バスで君の眠る町へ
唐突に切られた電話受話器の
片足のポー歩いているよ人混み
行く雲に乱れし心吐く息は
渡り廊下の向こうからあなたの
たおやかな光に抱かれた夢を見た
雨に降られて君を感じた
なにもかもうまくいかない
今はどこにあるの過去はどこに
ねじれた機嫌のデイジー低い雲を
君と別れていくつかの季節が
息をすることも生きてることも
明日の今ごろにはぼくは
庭に咲いてるあの花がもっと
二人の影が長く伸びた夕暮れの
あれはもう過ぎた日の出来事君と
あなたが眠る場所へ
ホリエモンに似た人が
狂ったように叫ぶ野良猫の鳴き声
もう何も言わなくていい
小鳥君は今でもアネモネ
永久に青く澄んだ空に掛けた
坂の途中の病院の患者さんは
僕らはきっと待ってる君とまた会える
何度も歩いた道なのに景色が
触ってごらん命だよこの温かい
夢を持てよと人は言う夢は
しまった生まれてきちまった
めまぐるしい毎日だけど苦しい
知らないことが多すぎる
喫茶店のテーブルの上氷を鳴らし
いつかまたあんな風に笑えたら
一人はいつも寂しいものさ
スノウドロップ君がいたあの頃
ノックアウトされたリングサイドに
セツナ君を思い出すよ
ロナウジーニョも過ぎ去って
ふてくされた横顔眠たそうな
初っ端の朝に出端挫いて
ちょっと一曲歌わせて
ちょっと一曲歌わせて
七色の空に溶けた思い出
昔はずっと太ってた体育は
呼ぶ声がする彼方大地の静寂から
日が昇る前に君の眠るこの部屋
なだらかに空は広がりその空の
南へと向かう背中丸めた飛行船
新しいこの街にも少しずつ
通りの向こう側に四角いビルが
夢の向こうに覚めない夢が
久々に連絡ついて遊びにきた
ちょうど君に会いたいと思ってた
春の空ふと見上げて思った私の
トニーマイ・フレンド
友達だと思ってたのに君は僕に
道具屋の奥で埃かぶってる
さっきから目の前でけたたましく
ヘイミスタータンブリンマン
何処かで誰かが笑ってる
別れ話の帰り道悲しくなんて
さよならさよならまた会う日まで
君の悲しみは君だけのもの
水芭蕉揺れる畦道肩並べ夢を
形あるものすべて
逆にこんなこと言っても信じない
なんにもないへやのなかでぼくは
仲間外れにされたってぼくは
ねぇこの街ときたらさ夢に描いて
淡いベージュのキャミソール
もしもあなたが雨に濡れ言い訳
燃えるようなアスファルトの上
ワン・ツー・ステップ躓いて行ったり
これはマジな話さブラフ
人のことなんてもうどうだって
することのない午後のこと
君のひとりぼっちと僕のひとり
ありふれた日々の中で
暗闇にぶらさがった
壊れたステレオから君はやって
誰もいない部屋に花が一つ
東南西北どっちに行けば
永遠それはフレデリック動かない
そこ兄ちゃん姉ちゃんちょっと聞いて
きっと君は来ないヘポタイヤ
カモメが空を飛んでるよ
晴れ渡る空透き通る風
FMから聴こえる退屈な歌たちが
暗転のステージに差し込んだ
いつものカフェの隅っこで
さよならマリア絡め合った小指と
水芭蕉ってどんな花あなたは
例えば神様の悲しみを信じられ
ベランダにシケモク燻らせ胸焼け
もう諦めたのに涙は止まらないの
本当の優しさとは人に席を
ごめん俺嘘付いた言った手前後
夢みたいあの日のあなたがそこに
ねぇヨーコ君は微睡みの中で
正直に言うならあのとき君に
起き抜けの朝とか眠れない夜
長い沈黙が君におとずれて
夜の公園で渡すつもりのない
カレンダーに印を付けて
あの日のように大空に歌おう
夕方四時また寝過ごしてしまった
劣等性もお利口さんも実に空虚