桂銀淑 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
走り続けてここまで来て
空にしてって酒も肴も
一度抱かれただけなのに
全てを捨ててもいい
一途にそして夢中で
あの頃は愛だとも知らないで
あれは遠い冬の物語
西陽でやけたたたみの上
どうしてあなたじゃなかったの
夜更けの電話で男を許して
大丈夫 見送らないでと
時には思い出すでしょう
愛嘘過去夜夢酒髪の先まで
酔ったふりであなた
貧しさも つらくない
世の中であんたが一番好きだった
そして今も冷蔵庫の中
窓に西陽があたる部屋は
もしもあなたと逢えずにいたら
今がいちばんつらい時
男に背中が
腕に爪の傷あとを胸に愛の
キッスだけで涙がにじむのは
今年も見事に咲いて
そこにあるから追いかけて
一幕芝居の人生を飾れる
「さびしい…」と指文字を
ルルルル~ルルルル~
姿見に背中映し もどかしく
踊り子みたいな ネオンがまわる
私は泣いていますひざをかかえて
真夜中に熱いシャワーを
螺旋階段昇る靴音で
ひとり口紅 拭きとりながら
おんなの人生は
空を引き裂いて西へ東へ