手嶌葵 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
someday look back on a
椅子に座って爪を立て
あなたと出会ったころ
あぁ強い花の香り
お鍋はグラグラお釜は
雨が遠く街並み霞ませて
重たい服はぬぎ胸元あけて
僕の名はエレファンちいさな
あれはとてもキレイな空白い雲
ひとつの秘密を埋めんとして
あなたがいるやわらかな光
その日も川は流れてたいつもと
あれは奇跡の星青くはかなく輝く
あなたの声がするかわらぬやさしい
涙など見せない強気なあなた
潮の香り風に乗り天を仰ぎ
微笑みが祈る言葉に月明かり
この道はいつか来た道ああ
紺色のうねりがのみつくす
光る海にかすむ船は
時々抜け出して風を浴びた屋上
それは切ない夢不意に孤独が
空に終点はあるのかしら
通りを行きかう人影もなく
幾つもの昼と夜を越えて
いつも早い朝見る夢は窓から空へ
月の光伸びる影手の
寄せては返す淡い記憶に重ねて
夕闇迫る雲の上いつも一羽で
空の孤独な鷹よ風に抗いながら
懐かしい街を二人で歩こう
白く凍った朝の丘で
放課後の並木道お下げ髪が
丘に咲く野の花足もとで揺れた
やわらかい風に吹かれてつぼみも
朝日をあびた丘の上の
あなたの影を踏んで歩いた
さめた横顔で少し笑ってみせる
煌く街の灯さわぐ春の風
あたたかき春の夜天空に
ねぇ変わらないものはもうこの
別の人になりたい
昔々のその昔歴史が始まる
たとえば僕がまちがっていても