山川豊 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
身の上話しは好きじゃない
日ぐれが青い灯つけてゆく
見知らぬ人から便りが届いた
窓を開けてくれ指の巾くらい
風が足もとを通りすぎてゆく
おもいで肴にくみ交わす
愚痴も弱音も吐かないで
幸せそうだね横顔がきれいに
海峡越えればしらじらと
夢もやれない男のために
愛しているといえないで
雨は旅人の心変えるから
花の咲かない この俺に
肩をすぼめた酒場の隅で
遊び過ごした子犬のように
表紙のちぎれた歌本ひらき
辛い恋などやめにして
おまえを忘れるために
春にそむいてしぐれ川
ごらんよ夜空の星でさえ
細い肩を濡らす 絹の雨
風がどこかで寂しく歌う
しんしんとただしんしんと
志の半ばで倒れたときは
無理です無理ですそんなこと
恋する度に化粧を変えて
取り乱してごめんなさい人の
憧れの人あなたと恋に落ちた
ひいふうみいよういついついつ
凍りついた線路は今日も
懐かしい顔見かけた
街の灯りは 天の川
粉雪肩に舞い散る駅を
波と吹雪にさらされて
船の汽笛にゆれる面影
親も仕事も捨ててきた
優しい女に会いたい夜は
水の都に降る雨は
会いたくなったならこの橋へ
うすむらさきの日暮れの中を
夜桜舞い散る春なのに
夢だ恋だと朝まで飲んで
言えずじまいで嫁くとこでした
やけつく火の酒を
化粧が落ちるよそんなに泣いちゃ
叱った分だけ愛してる