尾崎豊 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube

否が応でも社会に飲み込まれて

スモッグに煙る街並みは渋滞

風のうわさもあてにならないさと

Heyおいらの愛しい人よ

さまようように家路をたどり

思い切りエンジン吹かして

小さな朝の光は疲れて眠る愛に

キャデラック・メイン・アベニュー

洒落たブルーのジーンズに

I love you今だけは悲しい歌

街中ほらHonky-Tonk Blue

時を削る部屋で心を溶かした

一晩中僕らは恋のゲームに

ひどく煙たい朝に目覚めると俺は

埃まみれの都会の空

Monday Morning傷んだ心

こんなにも騒がしい街並に

昔の事なんかもう忘れちまい

俺達何かを求めてはわめく

二人で中古の車に乗り込み

いつもいつも町へ行きたくて

埃っぽい街壁に登って

だいぶ話をそれて街明かり

道端に倒れた様に眠る人がいるよ

色あせてゆく町なみは秋の弱い光

それはまだ私が神様を信じ

嫌んなったもうダメさだけどくさる

一人きりの寂しさの意味を

今日鎌倉へ行って来ました

夕暮れが落とす影枯木を

風をかばい二人がくるまる

何か話をしよう何だかわからない

行き交う人波の中思い描く

土曜日の夜口に頬ばる

もろい暮ししみついた

踏み潰された空缶の前で立ち

どれだけ言葉費やし君に話した

街の暮らしにもすこしずつ

Alcohlic, Druggist, Evil thoughts

悲しみの色に塗りつぶされて行く

俺たちは街の流れにすれ違う

名もない都会の空虚しい光の

まとまった金をため ひとり

シェリー俺は転がり続けて

静かに佇む色褪せた街並み

俺は貧しさの中で生まれ

十七のしゃがれたブルースを

今夜素敵な夢を描いて

校舎の影芝生の上すいこまれる

にぎやかな街隠しきれない

昨晩眠れずに失望と戦った

太陽が沈もうとしている夜が

57番街に吹く小さな風に

俺の時計の針がちょうど午前

毎日はあまりにもさらけ出されて

安いダンスホールはたくさんの

安いダンスホールはたくさんの人

世間知らずの俺だから体を張って

流れて…流れて…一日が街に

あの頃僕が見ていたガード・レール

十年はひと昔暑い夏おまつりは

だから今日も雨が上がるのを

ふと目を閉じればアスファルトの

道端に座り込み風に歌っている

見つめ合うだけの暮らし

行き場のない街を俺は一人

心すれちがう悲しい生き様に

街角には人影もなく失くした

街の風に引き裂かれ舞上がった

夜明けまであとすこし俺は

語り草夏の夢恋なんてと笑い

過ぎ行く日々の中で寂しくなる

何ひとつ語れずに うずくまる人々の

最終のプラットホームに集まる

心が重いね時間に押しつぶされ

暗闇の中ひと粒の光の様に

心傷む理由のそのひとつひとつを

洗いざらいを捨てちまって何も

さみしさは誰もかくせない