小野由紀子 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
うしろ姿を眼で追いかけた
花吹雪夢かうつつか
故郷を捨てて三年流れて五年
いつの時代も人の世は
芸の蕾が咲く時は
お前様にはかりそめの
浪花のおんなは泣いたらあかん
七つ転んで八つで起きる
人の世は流れる水に
嘆きの雨に色濃く
沖は荒海佐渡の島
散り際を真似て生きたい
ここはしあわせしあわせ港
あなたを愛したあの夜から
月の砂漠を歩いてみたい
別れてくれと云う前に
川風がもつれさせたか糸柳
紅い椿はね紅い椿は
雨のしずくに耐え切れなくて
できることなら苦労をせずに
生まれる時に大声あげて
なんにもとりえはございません
風にじゃれてる
待った待ったちょっと待って
人の別れの淋しさを
ああ東京東京愛が花咲く
娘十六恋染めし
なぜか港に降る雨哀し別れた
ついてゆくならこの人と
屋久島シャクナゲ咲く時は
闇に絣 織り上げながら
風の噂にさそわれて降りたつ
季節はずれの雪もよう