小林幸子 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
青空の匂いをつけた
知らぬ同士が肩よせて
秋に別れの木枯らし吹いて
泣かせて少しだけあとはお酒に
一夜と千夜をくらべてみて
斬った張ったに命を賭ける
風よ生命が欲しいと泣いた
耐えて耐えて耐えて
あんなに憎い人なのに
数え七歳で唄って泣いた
冬の越後は涙も凍る
月はおぼろに川風夜風浮かれ柳
このごろとてもお母さんのことを
無理して飲んじゃいけないと
肩に小雨が沁みる夜は
好かれた男はひとりだけ
冬の山形雪深い日田
ずっとそばにあると信じてた
ひとりぼっちで歌ってた
あんたとはじめての出逢いが
春乱れる夜の桜坂あなたが好き
好きですってどんな時に
恋はくれない曼珠沙華
夢なら醒めるいつかは
時代を売るから時代屋と
藍染めの暖簾を出せば
人として生まれ人として生きる
惚れた女のなみだの糸か
そぼふる雨なら防げる
あなたの心に誰かいる
いまもあいつが好きだから
ねんねんころりお眠りなさい
坂道を下るには
川は流れてどこどこ行くの
苦労した母の手のひら我が
人の心は変るというが
ひと晩泊めてね明日になれば
父の手に背伸びして歩いた道
やさしさに負けてはだめよ
ネオンの溶け合う裏町で
俺と一緒に生きるかと
叱られながら日暮坂
箸の袋に恋文を書けば涙の
夢破れ生きることに疲れて
桐の花が咲いて閑かに季節が
ひとりぼっちの時は星を
ほほ打つ風に髪は乱れても
風邪をひくよと傘さしかけて
七つ転んで八つ目が
もしかしてもしかして
母の手にすがり乍ら歩いた
うしろ姿の女の背中に
お酒飲まなきゃいい人だけど
やさしさとかいしょのなさが
熱き心の命ずるままに
流氷みたいに流されて
恋が終って鴎が泣いた
涙をふいてあなたの指で