大月みやこ - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
あなたと恋をして
あなたの好きな冬景色
こんなに愛されていても心が淋し
秋から冬へ哀しみの涙たたんで
あなたと共に行きましょう
こんな悲しい涙の恋を
カモメの声も聞こえない
このままおそばにおいて下さい
あなたの背中見送りながら
歌はいかがですかあなたの
泣けばあなたが帰るなら
まるで私を責めるよに
あなたに寄り添い傘
好きになってはいけないと
あと二日もうひと夜はじめて
何年ぶりかしらこの駅前は
あなたは私を抱くようにして
流れゆくまた流れゆく知床
悲しい色ですこの海は
もいちど抱いてねあなた
おんなならおんななら
みんな私が悪いから
風に舞う雪の花
ねえあなたなぜにあなた
口紅が濃すぎたかしら
女がひとりで旅することを
枕のしたを流れゆく
夜の銀座は七いろネオン
ごろごろと雷さんが鳴って
きれいな川鳥でした
アカシヤ並木の黄昏は淡い灯
冬の京都の街はひとりが寒い
ほこりまみれの巷の夕陽
昭和十年頃の事やったそう
月の雫素肌にまとえば今夜だけ
恋というものは不思議なもの
涙まじりの氷雨に
もしも願いが叶うなら吐息を
うれしかったのあなたの愛が
忘れたいのにあなたあなた
別れてあげます身をひいて
雨が運んだ偶然は振られた
人眼人眼を忍ぶ涙涙も凍る
心だけあなたくれますか他に
春知らぬ厚岸草の
空ろな酒に染み残る
何年ぶりかしらあなたとふたり
夜更けの酒場のみなしごは
女ですからあなたのすべてを
四季咲きの桜が庭に咲きました
燃えて燃えて燃えて燃えてあなた
人はみな故郷が恋しくなって
ぷかりぷかりといつもあなたが
あきらめて人の妻になってみたけど
おとこ心のわがままなんか
雪に抱かれてあなたを慕い
袖をかざしてよけながら袖笠雨に
誰に聞かされた話か忘れて
叶わなくていいの最後の恋は
渡れるかしら火の川を月もおぼろ
月のあかりで目覚める花は
許してあげるわ許してあげる
ふたり暮したアパートをひとり
遠いうわさを聞くたびこころに
あなただけよと躰をよせて
誰かに捨てろと言われても
逢えば別れの浮世なら
聞かせてください…
あなたひとすじ尽しても
星が泣いてる泣いている
しあわせをもとめてふたりの
西陽の差し込む窓から
髪が長けりゃ切り捨てまする
聞かせて下さいもういちど
昔からずっと昔からこの町の
あなた、わたしと死ねますか
あなたがそばにいて微笑み
ささえる愛があればこそ
愛をくださいこの花にひとり待ち
いろんな事があったわ
いつの間にやらネオンの町に
なんども潮どき別れどき
ひとり語りの恋歌は泣かせる
逢いたくて逢いたくて瞳を閉じ
赤いひなげし咲いたとて
ああ寒むえらい風が出て来た
そんな弱気でどうするの
好きになるのが罪ならば
女ごころのはかない夢を
女に去られた男がひとり
静かに静かに手をとり手をとり
額の髪を掻きあげながら
雪の花こころの中へつもる想いを
誰もが一度は思う違った
恋はみじかい夢のようなもの
生まれ変わってもあなたのことを
許してもらえぬ恋ならば
大阪はみなみの新地の
そうよ言葉はいりません
ゆうすげにゆうずけに降る雨
今どきの春やったらみんな
ああ堅むすび紅ひもを
月日はいろんなもんを流して
捨てて行きます想い出を
なにが欲しいと聞かれたら
あなたにめぐり逢えた激しい
夜明けのうたよあたしの心の
あなたの隣りで咲いてる花は
噛んでくださいこゞえる指を
ドライアイスの川ながれいま
別れはすましたはずでした
別れても別れても心の奥に