堀内孝雄 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
見慣れたはずの空なのに
殴られて殴られて強くなった
この年だから秋刀魚のにがさ
人ごみの中で見つけた見覚えの
何もできないまま時間ばかり
君を花に例えたら笑うだろうか
あなたを奪ってあなたを抱きしめ
風の流れの激しさに告げる想い
春を知らない曼珠沙華
過ぎて来た長い時間が
幼い子供の様に夢を見ながら
笑い方が下手な私うまいジョーク
違う人生も考えたけどやっぱり
男に渡れぬ川がある
泣き虫毛虫挟んで捨てろ男の
男は独りウヰスキー
あの女なら関係ない何でもない
俺がいつの日か大地に還っても
あなたにふれて抱かれるたびに
酔えば悲しい流行歌
人の優しさ恋しい晩は男泣き
人の優しさ恋しい晩は
さみしい時見つめ合って傘に
あなたの愛し方に縛られた
あんたは心のペンキをはがし
お酒を飲めば忘れ草
今なら笑って言えるけど
愛することは悲しみですか
もう少し時が過ぎるまでお前の
夢を見たよ君の御伽の港
目覚めた朝が気持良けりゃ
あなたと暮らしてた坂の上の
涙まじりの恋唄は胸の痛さか
どの歌も恋歌と聴く恋心
切なさだけが もしも恋なら
これから歌うこの歌はおまえと
これから歌うこの歌は
五番街へ行ったならば
右手から こぼれた人生を
ひとつふたつと街の灯に
コスモスが咲いていた
僕は呼びかけはしない遠く
一仕事成し終えて
ひと筆あなたに綴りましょうね
夢はいつも君の百歩先を歩く
一日二杯の酒を飲みさかなは
あんたとふたりで昭和の川を
夜更けにひとりで飲めば
ときに酔い知れて見る
友よ青春の大風呂敷を広げ
遥かなる山の端に母のよな
緑に眠る大地と風が髪に額に
兎にも角にも健やかで
空に星があるように浜辺に
永遠に似た時の長さ
今は我慢しよう俺たち一緒に
涙よお前に負けた訳じゃない
うちめっちゃ怖がりやねんこんなに
うちめっちゃ怖がりやねん
何でも背負って生きてきた
もしもこの人生が長い夢だと
季節が変わっても戻って
あの人が好きならばまっ白な
雨がみぞれに変わる頃時計の
夏草の青き匂いに 寝そべれば
悩みつづけた日々が
あなたはすっかりつかれて
おまえのために作ったうたも
おまえのために作ったうたも
酒が染みればちぎれるように
何の為に人は生まれ何の為に
陽は輝いて その美しさ
あんたにお酒を取り上げりゃ
お前が20歳になったら酒場で
月に叢雲花に風望まぬものの
そこにあるから追いかけて行けば
こうとしか生きようのない人生が
桜よりも美しくこの恋散るならば
泣きたくて泣けない時は
おまえが花なら俺は酒咲くのも
もしもちがった人生を
10年前になるよ店の二階に
二十歳を過ぎて未だ行く先が
時は私にめまいだけを残してゆく
人知れず恋するこの慕いは
花暦めくれば暖かき陽にゆれて
右手を熱く胸にあて
日暮れ間近のせつなさがやがて
時にはひとり涙に溺れて
泣きながら飲ませてあんたが
無理に笑顔を作らなくても
あんたの心が寂しいときは
もしも私がうたい終わってギターを
ベッドに寝てる君のそば
マッチを擦ればおろしが吹いて