中条きよし - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
北窓ひとつの
時計を左手に帰りの仕度
浮気じゃイヤよ 本気で惚れて
折れた煙草の吸いがらで
俺が年だからあいつもいい年
おんなの夢をこわす男に
くちびるため息おんなの匂い
風に誘われ男は歌うよ闇に
グッバイラブこの手をはなして
あなたが浴びる湯の音が
夜空を斜めに星屑落ちて
とめどなくなみだこぼれたときは
くもりガラスを手で拭いて
三百六十五日つかみどころ
人を愛して人はこころひらき
つれて逃げればろくでなし捨てて
かまい過ぎるから
優しさしだいで女の人は
遙さみしい名前だね
夜更けのガラス窓をつたう雨
あいつに逢いたくてあいつに
頬をよせあったあなたのにおい
誰もこの世に生まれたからには
つれて逃げてよついておいでよ
やっぱりおまえはこの部屋に
旅に出てゆく前に
恋は破れて 傷つくものと
遠い昔の春校舎の窓
不幸が似合ういい女はね
あなたをさがして此処まで
あの人と別れたわけは
消えるはずがない 淋しさ消せる