夜明け前に雪が降ってたよあなた
あなたが留守とわかっていたから
私には何が有る他と比べずに
だれかいますかだれかいますか
DIAMOND CAGE臆病な笑みを
降りしきる雨は霞み地平は
どちらから別れるってこじれるのは
Good Morning, Ms. Castaway
はじめてあなたを見かけた時に
夢見続けた願いはいつも愛される
灯りの点る窓あれは盗みを
街じゅうが今夜だけのために
Maybe夢見ればMaybe人生は
子供の頃にもらったような甘い
MERRY-GO-ROUND, MERRY
昔誰かを愛したことがあれば
Nobody Is Right, Nobody Is
闇と海の境いに瞳を凝らし
抗う水には行く手は遠い崩れる
友だちをなぐさめる役ばかり
だれかあなたを待たせてる人が
君の笑顔には不思議な力がある
自分が嫌いだった何もかも嫌だった
僕のことばは意味をなさない
意味もない挨拶がわりのkiss
好きなものや欲しいものは
愛から遙か遠く離れてしまう時が
すべて愛が私たちに命ずる
赤い花ゆれる愛されてゆれる
よりそいあって暮らすことが
アイス・フィッシュどうしてかな
あいかわらずねこの店のマスター
愛だけを残せ壊れない愛を
やむにやまれぬ人生は綱渡りだ
愛だけを残せ壊れない愛を
人よ信じるなけして信じるな
蒼い時代のことやから忘れて
どこへゆくどこへゆく紅い河
マリコの部屋へ電話をかけて
忘れないと誓ったあの日の
繰り返す波の音の中眠れない
ララバイひとりで眠れない夜は
イヤリングを外して綺麗じゃなく
なんにつけ一応は絶望的観測を
あしたバーボンハウスで幻と
我等明日なき者は何も願いを
短パンをはいた付け焼刀レディ
あたし時々おもうの命はいったい
あの人が言うのお前がダメになる
波のかなたから流れて来るのは
おとぎばなしを聞かせるなら
あなたが海を見ているうちに
あなた恋していないでしょ
見間違えるなんてはずは
町が綺麗ね町が綺麗ね町
やさしい名前をつけた娘は
風の強い夜は怖いあなたの心が
あのバスに乗らなけりゃならない
なんだか窮屈で町を出てみた
なにもあの人だけが世界じゅうで
あぶな坂を越えたところに
あたしはとてもおつむが軽い
そうよだましたのは私心こわれた
雨が空を捨てる日は忘れた昔が
その日もおいらはアルバイトで
グラスの中に自分の背中が
ふられふられて溜息つけば町は
この街はアンテナを網のように
家を出てきてくれないかとあなた
小さな羊小さな羊ドアをあけて
とめられながらも去る町ならば
遙かな国から風は流れて来る
お待ち申し上げておりました
見たこともない空の色見たこと
いつか夢の中へさまよい果てる気
なぜめぐり逢うのかを私たちは
知らない言葉を覚えるたびに
知らない言葉を覚えるたびに
この一生だけでは辿り着けないと
初めて出会ったとき不思議な気
つむじ風に逆らって知らない路地
ああ月の夜はああ夢になれよ
何ンにも言わないでこの手を
淋しいなんて口に出したら
生まれた時から飲んでたと思う
臆病な女を抱きしめて蒼ざめた
海鳴りが寂しがる夜は古い時計
海に絵を描く絵具は涙
海よおまえが泣いてる夜は
うらみますうらみますあたしやさしく
答えづらいことを無理に訊くから
ニューヨークは粉雪の中らしい
どんな立場の人であろうといつか
風にとけていったおまえが残して
縁ある人万里の道を越えて
このままでいいじゃないかあなた
追いかけてヨコハマあの人が
夜明け間際の吉野屋では
もしも私の愛の言葉のあらん限り
まだ眠っている町を抜け出して
君が今頃泣いてるんじゃないか
いちばん好きな人と結ばれる
さあ指笛を吹き鳴らし陽気な歌
雨もあがったことだしおまえの家
思い出させてあげよう忘れていた
涙の国から吹く風は
むずかしい言葉であなたの
足元の石くれをよけるのが精一杯
オリエンタルヴォイス
沢山の親切と心配をありがとう
SWEET POISON SWEET
女なんてものに本当の心はない
気がつけばしたたかに飲んだくれ
帰れない者たちが月を見る十三夜
見知らぬ人の笑顔も見知らぬ人
むずかしい言葉は自分を守った
そんな人だと思わなかった、と
つらいことをつらいと言わず
目をさませ早く甘い夢からうまい
肩に降る雨の冷たさも気づかぬ
こわれかけたラジカセあなたが
右へ行きたければ右へ行きゃ
悲しみにうちひしがれて今夜
だから笑い続けるだけよ
あと幾日生きられるか生命線
酒とくすりで体はズタズタ
長い髪が好きだとあなた昔だれか
かみともにいましてゆく道をまもり
悪い噂隠すためにわたしを
おあいにくさま何を期待してたの
いつかひとりになった時にこの歌を
あきらめましたあなたのことは
あの人といた頃は
Yes, I'm Yellow Yes, I'm Yellow
ひと粒の心ひと粒の心
眠りそこねた真夜中窓を打つ
時は流れゆき想い出の船は
遠い国の客には笑われるけれど
離婚の数では日本一だってさ
キツネ狩りにゆくなら気をつけて
気にしないで些細なこと気にしない
君の昔を誰にもらおう言葉
失敗ばかりの人生でした
次のシグナル右に折れたらあの
一匹もすくえなかったねほんとう
Give & Take与えられることは
あの蒼ざめた海の彼方で
あなたの心が疲れていた頃へ
暗闇に紛れて会いにゆきたい
クリスマスソング唄うように今日
クレンジングクリームひと塗り
グッバイガール何とでも私の
はかない時代だねせめて君だけは
傾斜10度の坂道を腰の曲がった
化粧なんてどうでもいいと思って
小さな男の子がもっと小さな
今宵の舟には見覚えのある
山をくだる流れにのせてまだ見ぬ
会わずにいる日が続く
探るような眼で恋したりしない
真夜中のフライトに向けて貴方は
黄砂に吹かれて聴こえる歌は
けがれなき者よこの海に迷い込む
今夜泣いてる人は僕一人
望みは何かと訊かれたら
拾ってきたラジカセだけがたった
崩れゆく砂を素手で塞きとめる
みんなひとりぼっち海の底にいる
見覚えのあるあの少年が
忘れなけりゃならないことを
空を飛ぼうなんて悲しい話を
あなたの彼女が描いた絵の
眠りなさい娘恐い夢を見ずに
嗚呼1日を何処へ運ぼうか
こんばんわ久しぶりねどうにか
遠い日のあなたの贈り物まだ
もしも離れ離れになっても
何処からきたのってあたしが訊いた
目出度いことか知らないけれど
あたしがあんまりブルースを
まだ遠いまだ遠いまだ遠い
メッセージをお願いします今
それは星の中を歩き回って帰り
いちばん最後に見た夢だけを
風に呼ばれて振り向く君を
囁く雨に身じろぎもせずただ
さあママ町を出ようよ激しい雨
Oh, この街はサバイバル・ロード
よしましょうよ
さよならさよなら今は
広場の鐘が四時を告げたら
夢なら醒めるいつかは醒める
泣きながら電話をかければ
コーポラスなんて名前をつけたら
下町では彼女はとびっきりの上玉
ふたり歩くのが似合いそうな春
シャングリラから
スパンコールと羽根飾りをつけて
日本中このごろ静かだと思います
月の降る夜は水面に白菊が咲く
風は北向き心の中じゃ
十四や十五の娘でもあるまいに
信じられない頃にあなたがやって
無駄だとわかってやめられるのなら
ジェラシージェラシー
誰も知らないことならば何の罪
街頭インタヴューに答えて私
今はこんなに悲しくて涙もかれ
自殺する若い女がこの月だけ
北の天から南の天へ
見知らぬ土地へ流れてゆく
ひと晩じゅうあたしたちは
常夜灯が点いているから
過ぎゆく夏のたわむれに君を
初めて渡ったときは気分が
別れの話は陽のあたるテラスで
夢でもいいから嘘でもいいから
誰か僕を呼ぶ声がする深い夜
悲しい気持ちを抱きしめて悲しみ
なぜ競わなければいられないの
心許無く見るものは
世の中はいつも変わっている
シーツの波間にあなたを
うまく化けてるね見分けがつかない
ひきずられてゆく波の中で光る
なにごともなく一日が過ぎ去って
風向きは変わり続けている
世界じゅうがだれもかも偉い奴に
君が涙のときには僕はポプラの
その船を漕いでゆけおまえの手で
自分でなんか言えないことを
あてもなく自分を休みたい日が
まちがいだけを数えていても
あなたは杖をついて
やけっぱち騒ぎはのどがかれる
遙かな山から吹きつける風に
涙なしでは語れぬ日々もあなた
やさしい男はだれだって好き
煙草をくださいあの人に見せたい
男には男のふるさとがあるという
男には男のふるさとがあるという
僕が貴女を識らない様に
モンローウォークにつられてつい
ひとりでも私は生きられるけど
誰のせいでもない雨が降って
風は北向き心の中じゃ朝も夜中
声もなき小さき者たちは
風の中のすばる砂の中の銀河
あなたの瞳の中で私は誰あなた
閉ざしておいた筈の窓をすり抜け
月を迎えに出かけませんか
逃げ場所を探していたのかも
空を覆う者は誰だ
別れる時にはつめたく別れて
強い風はいつもボクらの上に
強がりはよせヨと笑ってよ移り気な
お陽さまと同じ空の真ん中に
おまえの惚れたあの女を真似て
なんと小さなこの掌であろうか
その鏡に映るものは
眺めに行かないか天使の階段
どこで泣こうと涙の勝手知ったこと
風につづるしかなかった手紙
打ちのめされたら打ちひし
いちばん最近笑ったことを
思い出は綺麗本当より綺麗
あんたにはもう逢えないと思った
おじさんトラックに乗せておじさん
愛した人の数だけ愛される人は
間に合わないって気持ちあなたには
避けられてるかもしれない予感
噂は案外当たってるかもしれない
どこにいてもあなたが急に通り
昔の歌を聴きたくはないあの日
ふり返れ歩きだせ悔やむだけで
なんだァそういうことかァ言って
眠れない理由を素直に
アマテラスアマテラスアマテラス
泣きたい夜に一人でいると
悪い相性と占われても身の程
涙色した貝は私の心あなたの指
なつかない猫を立ちどまらせたら
今年は友だちと一緒に海へ行く
何から何まで昨日を忘れてみても
思い出なんか邪魔な荷物
僕たちは熱病だったありもしない
眠らないで眠らないでずっとずっと
誰も気にしないで泣いてなんか
いい男はいくらでもいるから
いい人にだけめぐり会ったわ
なつかしい野原で遊んでる夢を
海からかぞえて三番目の倉庫
はじめまして明日はじめまして
黙っているのは卑怯なことだと
裸爪のライオン飛べないカモメ
傷つきやすいということが
卒業だけが理由でしょうか
私のことを嫌いな人が私を
次の仕事が決まったんだってね
バクですバクです
昔の女をだれかと噂するのなら
今より未来のほうがきっと良く
どうしようもない勝手な奴だ
ネオンサインが妖しすぎてあらぬ
羊の言葉に戸惑わされている
Ding-Dong, Ding-Dong何かが
来る、来ない、来る、来ない、
もううらみごとなら言うのは
もう長いことあたしは ひとり遊び
私の帰る家はあなたの声のする
女がひとりきりで踊ってると
百九番目の除夜の鐘
笑えよふりかえる男を笑えよ
あらん限りの大声を張りあげて
思い出の部屋に住んでちゃ
あたし中卒やからね仕事をもらわれ
好きな未来をあなたの手で選び
みつめあうことだけが大切なこと
ごらんよあれがつまり
船を出すのなら九月誰も見て
日に日に強まる吹雪はなお強まる
おまえがいなくなった後も春は
甘い酒を飲みすぎて気がつけば
楽しいですか恋人たち寂しい
語り継ぐ人もなく吹きすさぶ風の
はじめて私にスミレの花束
粗略に扱ってかまわない人間が
悲しいですね人は誰にも
ふるさとへ向かう最終に乗れる
あなたは炎の大地を歩き
あがいてもがいて1日がゆく
ボギーボビーの赤いバラむかしは
あたしたち多分大丈夫よね
僕は青い鳥今夜もだれか捕まえ
霧の溶けるように波が寄せている
負けんもんね
肩にまつわる夏の終わりの風
瞬きひとつのあいだの一生
瞬きひとつのあいだの一生
真夜中の真ん中に
笑うことも泣くことも
窓から見おろす真冬の海が
言えないこと何かあって貴方の目
水を探していたずっと探していた
店の名はライフ自転車屋のとなり
地下鉄の海へ流れ込む人の
冗談だよ本気で言うはずない
今から20年後にもう一度会った
そんなホテルがどこに
昔、僕はこの池のほとりの1本の
本当のことは無限大にある
忘れてしまえることは忘れてしまえ
目を開けて最初に君を見たい
メビウスの帯はねじれねじれ続く
だれも覚えていないあの桟橋に
木曜の夜11時半まだ早すぎる
街に流れる歌を聴いたら気づいて
夜起きてる奴にろくな奴はいない
こんな仕事をしているような女
こうしていつも水の時計は
閉じかけたドアから鳥が飛び
女に生まれて喜んでくれたのは
カードを返してMidnight企み隠して
悲しみばかり見えるからこの目を
幽霊交差点を御存じですか
やさしそうな表情は
雪気がつけばいつしかなぜこんな
迷惑でなければ傍にいて
長いあいだ待ちこがれてたあたし
ありえないってことが
夢の通り道を僕は歩いている
I love you I love youさきに
夜風の中からお前の声が
わるいけどそこで眠ってる
理由もなく会いたいのに
追いつけないスピードで走り去る
君の眠る夜の色を
イッチョウメノイスケサン
ランナーズハイに違いないわ
忘れられない歌を突然聞く
バスがとまった気配に気づき
リラは咲く祖国を離れて
口をきくのがうまくなりました
怜子いい女になったね
工事ランプの凍る路地をたどって
広い空の中には罪もけがれも
若さにはアクセルだけでブレーキ
途に倒れてだれかの名を
我が祖国は風の彼方我が祖国
忘れてはいけないことが必ずある
ふいに聞いた噂によれば
遠く遠く遠く遠く続く旅の
私たちは春の中で淋しさに
涙を見せてはいけないと教えられ
愛しさ余れば憎さがつのる
笑わせるじゃないかあたしときたら