三橋美智也 - 歌詞一覧 - 歌詞Tube
雨は降る降る人馬は進む
惚れて惚れて惚れていながら
おーい呼んでいる呼んでいる
山には山の愁いあり海には
思い出したんだとさ逢いたく
君と歩いた石狩の流れの岸の
おどま盆ぎり盆ぎり盆から先ァ
角力名のりをやくざに代えて
大寒小寒山からこがらし
江差恋しや別れて三月
あばよさよなら港の鴎
指をまるめてのぞいたら
死ぬほどつらい恋に破れたこの心
木枯し寒く夜は更けて月は
名残り惜しいはお互いさ
嬉しがらせて泣かせて消えた
かすりの女と背広の男
海の鳥だと承知で好いた
月のナ月の出潮を乱れて
松風騒ぐ丘の上
来たぜサイパン珊瑚の島よ
赤い夕陽が侘びしじゃないか
茜流してもう陽が沈む
知床の岬にはまなすの咲くころ
白い花が咲いてたふるさとの
甲斐の山々陽に映えて
わらにまみれてヨー育てた栗毛
今宵出船かお名残り惜しや
暗い夜空にちらりと消えた
泣くといわぬに泪の奴め
いのち捨てても悔いないほどに
金襴緞子の帯しめながら
酔ってくだまく父さの声を
夜汽車夜汽車を乗りつぎながら
両手をまわして帰ろう揺れながら
聞かせてネー今夜はジックリ
都夜ふけの民謡酒場
夕焼け空がマッカッカ
泣いたってしかたないさ
おぼえているかい故郷の村を